Hisako Sekijima


『 組・織の間、凹・経緯 』『 組・織の間、凹・組み 』

クルミ樹皮, 経緯織, 組み, 各18x14x20cm、2018

『 私は長年、樹皮や蔓などを組織して、かごに似た小立体を作ってきた。かごのかたちや機能には、パズルのようにいろいろな観念が組み込まれていて魅力的だ。再発見した面白さを私の暗号に置き換えて、再びかたちに仕立てていく。多種の植物を出来るだけ自分で集めて、性質を観察し独創的な構造を見つけるという実験的な方法をとっている。
この二つでは、立体の縁に対して水平垂直を成す組織(織り構造)では窪みが45度の傾斜で入り、斜めの組織(組み構造)では窪みが90度に入ることを対象させている。いつでも形には私が関心を持ったことが含まれているのだが、構造の対比のテーマには長年取り組んでいる。 』